院長略歴

ご覧頂きありがとうございます。
当院は、2003年に開業し、20年の節目の2023年、整体へとリニューアル致しました。

主な理由は二つあります。
一つ目は2003年に開業した当時と比べて
整形外科や整骨院が増えて、開業当初の目標であった気軽に通える医療機関の選択肢が広がったことです。特にスポーツ障害を診てくれるお医者様が近くに有るというのは素晴らしい事だと思います。

二つ目は保険制度に縛られないより質の高い施術をお届けしたいという思いからです。
特に最近、増えて来たのが原因不明の頭痛や腰痛。またはその他諸々の不定愁訴です。
今は腰痛で整形外科を受診して各種の検査をしても「特に異常無し」という診断結果になる方が多いそうです。

私もこれまでの勉強不足を猛烈に反省して
2018年頃からオンラインセミナーや勉強会に参加して、色々な先生に教えを請いました。
今では頭から足の爪先までほぼ全身の関節調整や筋肉の緩め方をマスターしました。

これからは保険に縛られること無く、整体院として根治療法をやろう。どんな症状の方が来ても対応出来ると、意気揚々と仕事に励んでいたさなかに悲しい出来事が起こりました。

《突然の母の死について》
それは3年前のクリスマスのことです。
朝の早い時間に兄から電話があり、母親がなかなか起きてこないので様子を見に行ったら
もう息をしていないという知らせです。母はアルツハイマーでした。
すぐに車を飛ばして実家に行きましたが、
そこにはもう話すことも動くことも無い母親が横たわっているだけです。
私はただただ無力感に打ちのめされました。
せっかく健康に関わる仕事をしているのに
ろくに親孝行も出来なかったのではないかと。
これまでは体力が衰えてきたご高齢の方々は
現状維持が精一杯で改善させるのは難しい。
リハビリも本人次第だから無理は禁物だと
どこかで言い訳をしていたのです。
自分の問題だと認識していなかったのです。

それからは、骨の変形の本当の原因は何か？
体の施術以外に方法は無いのか？
情報を求めてもがき苦しむ日々が続きました。
ある時、目にした本から、「食事でうつやアルツハイマーも変わる」という一文を見てそんなことあるものかと思いつつ、その本を手に取ったのが、栄養学（栄養療法）との出会いでした。
それから半信半疑で本を読むうちに、これはもしかしたら本当に苦しんでいる方に必要な知識に違いないと確信し、オーソモレキュラープロフェッショナルという資格を取るきっかけになりました。

今後は、骨、筋肉など柔道整復師の枠に縛られず、なおかつその知識を駆使するとともに、身体の内側からの健康をサポートできる院として、皆様のお役に立ちたいと考えております。

2023年4月吉日