「すぐに背中が丸くなってしまう」
「背筋を伸ばした姿勢が続かない」
「どうしたら姿勢が良くなりますか?」
と聞かれることがよくあります。
さてここで、唐突にクイズです!
背筋がピンと伸びた姿勢で仕事や家事をしていると肩コリや頭痛にならない?
YESかNOか?
答えはNO!です。
なぜなら、背筋を伸ばそうとすると、
【背骨と骨盤を繋ぐ筋肉や背骨と肩甲骨を繋ぐ筋肉が緊張した状態】になります。
この状態を維持していると肩甲骨の自然な動きが制限されます。
鎖骨や肋骨も背中方向へ引っ張られて呼吸も浅くなります。
私がその姿勢を3分キープして下さいと言われたら、相当しんどいです。
では、なぜ背筋を伸ばす姿勢が「正しい姿勢」だと思われている方が多いのでしょう?
子供の頃から親や先生から「背筋を伸ばして!」と言われ続けて育った方はそんなのは常識だと思っているかもしれませんが・・・・。
実は、背骨がまっすぐだと身体に良いという生理学的なエビデンスは見たことがありません。
逆に脊椎には生理的な湾曲(カーブ)が必要であるという学説は多数有ります。
もちろん見た目は背中が伸びている方がイメージは良いかもしれません。
しかし、残念ながら身体の機能面からみると良い姿勢ではないのです。
では「いったいどんな角度が良い姿勢ですか?」
次回、書いていこうと思います!
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